道 @ 歩く
気に入っている道がある。
道とはいっても、公園のマラソンコースだが。
両側には、樹木が立ち並ぶ。
しばらく前まではトレナーに着替えて走っていたが、このところ息せききって走るランナー達に追い越されながら、のんびり歩くのを楽しんでいる。
お年寄りに抜かれるのを恥ずかしく思ったのは一時期。
今は、平気だ。
歩いているゆえの、充実感さえある。
疾走する気力をなくしたのだろうか。そうかも知れない。
しかし、こんなことも思う。
私の現在の生理的あるいは精神的欲求が、身体を激しく使うマラソンよりも、四季折々の季節感を味わいつつ、あれこれ物を考えることのできる散歩を求めているのだと。
また、走りたくなる時が来るかもしれない。
その時々の気分に逆らう必要はない。



