2009年12月26日

いにしえに迷うAルネッサンス

システィナ礼拝堂.jpg システィナ礼拝堂

その日、カトリック教の総本山、サンピエトロ寺院のシスティナ礼拝堂を訪れていた。

礼拝堂を埋め尽くすように描かれているミケランジェロの祭壇画『最後の審判』や天井画『天地創造』をはじめ、ルネッサンス絵画の、あまりにも力強く、生々しい人間描写に圧倒されて辟易していた。

日本人の手になる絵画で、これほどに人間の肉体と情熱を強烈に表出した作品は、古今を通じて見当たらない。

狩猟民族のバイタリティであろうか。

中世の束縛から開放され、自我と現実の世界を発見したルネッサンス という時代性であろうか。

疲れきった感性を癒すために、狭くて暗いラセン階段をのぼって屋上に出た。

大滝三千夫.jpgほてった頬を風にあてて、心地よい開放感にひたりながら、冬枯れの、寂寥としたウァチカン市国とローマ市街を望見していると、一人のイタリア青年が声をかけてきた。

ギリシャ 同様、イタリアにおいても過去の栄光にひれ伏し、現在を生きる人々が心なしか悲しげに見えたのは、旅行者の感傷に過ぎないのであろうか。

                                              
 ローマが主舞台の09年の映画2作 アマルフィ 女神の報酬

天使と悪魔 Angels & Demons ロン・ハワード監督

   ハリウッド映画が1本105円(税込)で見られる
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NHK『坂の上の雲の主題歌を歌っているサラ・ブライトマンです。
 
posted by asaborake at 00:04| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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